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馬頭院の枝垂栗

昔はケヤキと共に良材とされていたが、現在はほとんど種子を食用とするために植えられている。この木は枝が洋傘状に垂れたもので、境内のガケの所にうえられおり、樹幹は屈折し、やや西に傾いていて、盆栽のような姿である。約15日の間をおいて3回開花するので三度栗ともいわれている。
いい伝えによれば元禄5年(1692)5月のころ藩主水戸光圀が当地方巡視の際に、馬頭院に参詣し、その記念に常陸国(茨城県)多賀から珍しき枝垂栗を移植したものであるという。推定樹齢300年樹高9m目通周囲2.8m枝張り面積85.�u